令和2年 年頭所感
ブログ2020.01.09
あけましておめでとうございます。
令和になり2年目の今年、時代は少子高齢化に向けてまっしぐらの状況です。
2018年の出生率が1.42と、ここ3年連続で減少し、人口維持する水準の2.07を大きく下回っています。
人生100年時代に入り、2007年生まれの人達の50%は107歳まで生きる見通しです。そして、今年は医療保険改定が行われ、医療は費全体として減額される予定です。
当法人では、少子高齢化の社会背景の中で『皆さんに笑顔』を提供できる体制作りをもっと深化させ、人生100年の中で、教育-仕事-退職の3つのステージをもっと活用してマルチライフステージに対応していく必要があります。
地域社会へ良質な医療を継続的に提供していくためにも、当法人では医師を含め各々の職員も必要に応じて学び、それを活かした企画を実行し、また地域の人達と共にいろいろな行事に積極的に参加して地域のニーズを吸い上げることも大切なことと思います。
そして私共が一番大切にしなければならない事は『信頼される医療機関』であることです。
これを実現するために医師・職員の連携を強化して、今後も信頼される医療機関となれるよう、より一層努力してまいります。
「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」を心に秘め、運営してまいります。
2020年1月9日
医療法人社団豊信会 理事長
下村 智