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花粉症対策と治療法2020

ブログ2020.02.03

まだまだ寒い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

そして2月ともなれば、少しずつ花粉の季節が到来です。
かくいう私も、くしゃみをすることが多くなってきております。

そこで今回は当院での「花粉症」の検査・治療や日常生活での対策について、お話ししたいと思います。

花粉症の症状は?

花粉症で鼻に現れる症状

季節性の花粉が原因となっているケースでは、主に「」や「」に症状が現れます。

目の症状として多いのは次のものです。
かゆみ

充血

鼻の症状としては、
くしゃみ
鼻水
鼻づまり
などがあげられます。

花粉の季節になると、「風邪かな?」「花粉症かな?」と来院される患者さまがいらっしゃいます。
両方発症してしまっている方もいらっしゃいますが、「熱があるか?」や「症状の度合い」など、人により症状に違いが見られるので、早めに医療機関に受診されることをおすすめします。

花粉はいつからいつまで飛ぶの?

春先には「スギ」や「ヒノキ」、秋口には「ブタクサ」などが主なものとして挙げられます。その他にも「ヨモギ」や通年的に「イネ」など、さまざまな種類の植物の花粉が飛んでいます。

日本国内でも地域的に差が見られ、また春先の2月~3月は比較的花粉が多いとされますが、時期を問わずに飛ぶ花粉もあります。
そのため、ご自身の症状や環境に応じた対策が必要になります。

当院での花粉症の検査・治療は?

内服薬のイメージ

当院では花粉症の症状を診察して、診断、血液検査、内服薬の処方を行なっています。

血液検査では、食物や上に挙げたような植物ハウスダスト動物のアレルギーなど、さまざまな項目についての検査が可能ですので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。

治療としては、抗アレルギー薬ステロイドの内服点眼薬点鼻薬を使い分けて処方しています。抗アレルギー薬は、患者さまの症状の度合いや眠くなりにくいものなどで使い分けをしています。症状の重い方には、副作用に注意しながら短期的なステロイドの使用を検討することもあります。

その他、当院では減感作療法 (皮下注射・舌下療法) 鼻粘膜のレーザー治療などの手術療法は現時点で行なっておりませんが、患者さまのご希望に応じてご相談させていただき、他の医療機関へのご紹介も行っております。

日常生活での花粉症対策は?

花粉症対策のイメージ

受診してのお薬の治療も大事ですが、やはり「ご自身の体調を整える」、「免疫力を高める」、「環境を清潔にする」といったことも大切です。

具体的には、
睡眠、食事、運動を適切に行い、体調を整える。
外出の際はメガネやマスクなどで花粉への暴露をなるべく防ぐ。
帰宅された際には手洗い、うがい、洗顔などで花粉を洗い流してあげる。
といった対策が考えられます。

それでもなかなか防ぎきれないのが花粉症のやっかいなところなのですが、私自身も上記の花粉症対策で少しでも軽減できるようにと、欠かさずやっています。

その他、お身体の症状でお困りのことがあるかと思います。
当院では適切な診断、治療、アドバイス、そして患者さまに対応していけるよう、医師・職員一同心がけております。
お気軽にお問い合わせ、ご来院いただければと思います。