訪問看護管理者の声
ブログ2022.03.15
こんにちは。草花クリニック訪問看護ステーション訪問看護課 管理者の鈴木郁子です。
当ステーションには2009年から勤務しておりましたが、2021年4月に管理者になり一年が経とうとしています。
この1年で訪問看護管理者として実感したことを記事にしたいと思います。
訪問看護師になるまで
看護師になってから、「訪問看護をいずれやってみたい」という思いが漠然とありました。
当ステーションでケアマネージャーをしていた娘の同級生のお母さまから「訪問看護師をやってみないか」とお誘いをいただき、入職に至りました。
訪問看護の仕事は右も左も分からない中、当時の訪問看護ステーション看護課の管理者の方や、周りのスタッフに支えられながら、現在に至っています。
訪問看護の仕事への想い
訪問看護を始めた時から「ご自宅で安全に、安心して生活できるようにサポートしたい」という想いで、ご利用者さまと関わってきました。
訪問看護と病院での看護との違いは、訪問看護でご自宅に伺っている時間の方がご利用者さまとしっかり向き合うことができることだと思います。
治療方針やケアプランに沿って、一人ひとりのご利用者さまの意思を尊重しながら、生活の質の向上を目指し「治療に前向きになれるように」サポートしています。
訪問看護の醍醐味は、「ご利用者さまが生活していく中で選択肢を増やせるような提案ができる」ことです。
治療だけでなく、生活の質もご利用者さまと一緒に考えていく中で、関係性が密になり感謝の言葉をいただける機会も多く感じます。
訪問看護ステーションの運営で大事にしていること
訪問看護ステーションの管理者として大事にしているのは、法人の運営理念でもある「全ての人に笑顔を」という言葉です。
訪問看護を受ける前と比べて、訪問看護を受けた後はご利用者さまが少しでも楽になる。
心豊かになって安心感が生まれることにより、ご利用者さまのみならず、ご家族さまの笑顔も自然とあふれる。
その結果、訪問看護に関わったスタッフも仕事の効果を実感し、より達成感や充実感を味わえると思います。
訪問看護スタッフには、それぞれこれまでの人生で経験してきたことがあります。それは訪問看護と一見関係がないように思うかもしれません。
しかし、どんな些細な経験でも活かし方を工夫することで、それぞれの人生経験がご利用者さまの笑顔につながる対応になると考えています。
草花クリニック訪問看護ステーションの特徴
- 運営主体が医療法人のため、クリニックでの外来診療・入院診療・訪問診療をはじめ、居宅介護支援、通所介護、訪問介護など各種サービスと連携することもできます。 特に居宅介護支援については同じ事務所内で勤務していますので、緊密な連携をとることができます。
- 高齢者の方や難病患者の方がほとんどを占めており、対応に慣れています。
- 2022年3月現在、訪問看護ステーションでは、常勤看護師4名、非常勤看護師2名の他、常勤の理学療法士1名及び常勤の作業療法士2名が在職しており、専門的なリハビリを提供しています。
特に呼吸リハビリに関しては、全員が呼吸療法認定士の資格を持っているため、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺結核後遺症、間質性肺炎、肺がんなど慢性呼吸不全を生じるCOPD以外の呼吸器疾患も全て対象とした呼吸リハビリができます。 - ご利用者さまが安心して療養生活を送れるよう、2021年4月から営業時間外でも電話などにより看護に関する意見を求められた場合、365日24時間体制で対応できるようにしております。
- ヘルパーの医療的ケアの指導ができる看護師がいるため、喀痰吸引、経管栄養の指導も行うこともできます。
訪問看護ステーションのこれから
訪問看護の受け手であるご利用者さま・ご家族さまのニーズや症状を踏まえながら、ご利用者さまに適切な看護を提供することは勿論、訪問看護ステーション職員の自覚と意欲の一層の向上を図り、質の高い訪問看護を提供していきたいと考えております。
そして、ご利用者さま・ご家族さまから安心してご依頼いただける訪問看護課に成長し、地域における訪問看護の信頼性を高めたいと思います。
管理者としてはまだまだ未熟ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
訪問看護師の求人募集を行っています
東京都あきる野市にある草花クリニック訪問看護ステーション訪問看護課では「訪問看護師」の求人募集を行っております。
詳しい訪問看護のサービスや募集要項は、以下のページよりご覧ください。
また、訪問看護師の求人に関するお問い合わせやご質問がありましたら、お気軽にお尋ねください。
訪問看護師 求人に関するお問い合わせ先
草花クリニック訪問看護ステーション 鈴木郁子
TEL:042-532-3233042-532-3233