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感染症の流行にご注意を!

ブログ2025.01.15

感染症の流行にご注意を!

こんにちは!理事の下村薫です。
2025年1月現在、インフルエンザが大変流行しており、新型コロナウイルス感染症に加えて「マイコプラズマ肺炎」にかかる患者さまも増えております。

本格化する寒さとともに、感染症のさらなる流行が予想されます。
感染症の予防は「手洗い」と「マスク着用」「咳エチケット」が基本ですので、是非感染症予防に取り組みましょう。

感染症対策へのご協力をお願いします

今回は、現在大きな流行を見せている感染症の症状や、現在の状態についてご紹介いたします。

感染症の症状

症状に気付かず、風邪だと思って活動を続けていると、周りにうつしてしまうこともある感染症。

特にご高齢の方にうつると重症化しやすいため、「風邪かな?」と思ったら一度症状を観察し、悪化する前に受診をおすすめいたします。

感染症の主な症状

症状は人によって異なるため、表を見ても判断が難しく、病院の受診や抗原検査などが必要となります。
当院は発熱外来がありますので、体調の異変を感じたら遠慮なくご相談ください。

インフルエンザ

インフルエンザ

先月となる2024年12月29日までのインフルエンザ患者数が統計を取り始めてから最多を記録し、全国で警報レベルとなったことをニュースでご覧になった方も多いですよね。

既に学級閉鎖なども相次いでいますが、例年の流れではA型の流行から遅れてインフルエンザB型の流行も始まります。
A型に罹った方が再度インフルエンザB型にかかることもありますので、気を付けていきましょう。

インフルエンザも手洗いやマスク着用が予防になります。
ワクチンは在庫がなくなり次第終了となりますので、お早めにご連絡ください。
2024-2025年インフルエンザ予防接種のご案内

新型コロナウイルス感染症

新型コロナウイルス感染症

2023年5月に季節性インフルエンザと同じ感染症法上の5類に移行した新型コロナウイルス感染症ですが、依然夏頃と冬頃に流行が広がる傾向が続いています

この年末年始は以前と比較すると感染者数が減っていますが、死亡数はインフルエンザの約15倍にもなっています。
基礎疾患を持つ高齢者の方は特に重症化しやすく、入院リスクが高くなりますので注意が必要です。

冬は12月以降に増えることが多いため、手洗いやマスク着用を徹底し、ワクチンなども活用しながら感染を予防していきましょう。
新型コロナウイルスの予防接種は今季から定期接種となっております。詳しくは下記のページをご覧ください。
2024-2025新型コロナウイルス感染症予防接種のご案内

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎はよく保育園や幼稚園などで流行し、子供がかかることが多い感染症ですが、大人がかかるとより重症化しやすい傾向があります。
一般的にはマクロライド系の抗菌薬で治療して症状がよくなっていきますが、一部は肺炎となったり、合併症を伴って重篤化したりすることがあるため、早めの受診・治療を心がけましょう。

予防策は、なんと言っても手洗いと咳エチケットを守ることです。
冒頭でもご紹介した正しい手洗いやマスクの着用法を確認し、予防に取り組んでいきましょう。

感染症予防で流行をストップ

病院を受診

今回は、今流行している感染症として、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎をご紹介しました。
感染症にかかってしまうと、自分が辛いのはもちろん、周りの人に広げてしまう可能性もあります。

是非、日頃から感染症の予防を行い、症状を感じたら早めにご相談ください。