草花クリニックの誕生と歴史
ブログ2017.09.26
医療法人社団「豊信会」事務局長 兼 草花クリニック事務長の則武です。
私は、看護大学を卒業後、陸上自衛隊に入隊し幹部自衛官として衛生科部隊の指揮官や自衛隊中央病院企画室の勤務を経て定年退官を迎えました。その際、防衛医大卒の下村智院長の思いに賛同して、この豊信会に入職しました。
今回のブログでは豊信会全体の紹介をさせて頂こうと思います。ちょっとした裏話も入っておりますので、お気軽に読んでいただければ幸いです。
豊信会の由来
豊(ゆたか)に信ずる会と書いて豊信会(ほうしんかい)と読みます。
豊信会は、先代理事長の平林信隆の故郷である「筑豊」の「豊」と、名前の一文字「信」から名づけられたものです。
創始者に集う職員によって構成される会という意味を込めております。
豊信会の誕生と沿革
昭和41年に先代平林信隆先生が、精神科、神経科、内科を標榜し、3室6床の有床診療所『平林医院』を開設した後、平成12年に副院長として下村智先生(現理事長)を招へい。診療の傍ら診療所の新築工事がはじまりました。
平成13年には有床診療所療養型病床7室19床の新築工事が完了し、地域に根ざした医療するという思いから、地名を名称にした『草花クリニック』に改めました。
平成17年には医療法人社団豊信会を設立し、平成18年に訪問看護ステーションを設立し、平成25年にはあきる野シニアハウスくさばなを開設して現在に至っています。
豊信会の組織と特徴
豊信会は大きく医療部門の草花クリニックと介護部門の介護事業部に分かれます。
豊信会の特徴は、一つの法人で外来・入院・訪問診療の医療や健診の提供は勿論、サービス付高齢者住宅の提供、ヘルパーの派遣、デイサービス、訪問看護、ケアマネジャーのサービス、訪問リハビリ、訪問マッサージ等を総合的かつ地域包括的に提供できるところにあります。
約110名の職員が勤務している法人です。
総合臨床医のいる草花クリニック
「総合臨床医」という言葉はご存知でしょうか?NHKで「ドクターG」という番組がはじまってから、徐々に知れ渡ってきたような気がします。
防衛省自衛隊においては、有事、海外派遣や災害派遣を想定し、総合臨床医を育成しています。これは、いざ派遣された医師が「私は循環器内科専門なのでその他の病気は診ることができません」ということにならないようにするためですが、地域の医療にもぴったりと当てはまります。
高齢化社会を迎えた現在、一人の患者様がいくつもの疾病を抱えております。そのような患者様に何か不調が起きた時など総合臨床医こそホームドクターにぴったりの存在ではないかと思います。
下村智院長は防衛医大卒の元自衛隊医官で阪神淡路大震災の災害派遣にも出動しています。元々は血液内科医で骨髄移植の創成期のトレーニングを受けています。内科全般は勿論、皮膚科(皮膚の発赤、痛み、湿疹、虫刺され、かゆみ、手荒れ、口内炎、水虫、やけどなど)そのほか頭痛・寝違え・肩こり・五十肩・野球肘・腱鞘炎・背中の痛み・腰痛・ぎっくり腰・股関節痛なども診ることができます。
また、クリニックは19床の入院施設やCTも持っています。予防医療にも目を向け、健診や人間ドックも重視しております。外来・入院診療のみならず、訪問診療・訪問リハビリも行っております。
高齢者に安心の住まいと介護
草花地区の高台にはシニアハウスがあり、38戸のサービス付高齢者住宅があります。住宅からの眺めは良く癒されます。野菜の栽培もしています。またそこには、デイサービスも訪問介護(ヘルパー派遣)も併設されています。
その他にも二宮地区には訪問看護ステーションがあり、ケアマネジャーと看護師とリハビリ技士が勤務しています。
「全ての人に笑顔を」
これは法人のコンセプトです。患者様、利用者様、ご家族様、そして職員も含めて、当法人に係った全ての人が笑顔になれるようにという想いです。
何か、ご相談等ありましたらお気軽にお尋ねください。今後とも、豊信会を宜しくお願い申し上げます。