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健康診断でわかる生活習慣病~受診のおすすめ~

ブログ2018.04.26

こんにちは、外来看護課です。
健康診断の季節、春になると「何かしら始めなきゃ」という気持ちになってきませんか。

「健康診断までに食事や体重を何とかしなければ..」と思いつつ、測定日を迎えてしまう…。というのが、私の恒例となってしまっています。

自己管理をしっかりとなさっている方は、その評価として自信を持って健診を受けていただく方も多いと思います。

健康が第一ですから、現在の身体と向き合うために、健康診断を受けて、その結果からスタートをきるというのはいかがでしょうか?

健康診断でわかる生活習慣病

草花クリニックで実施している健康診断では、生活習慣病の項目もチェックができます。

代表的な生活習慣病

  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • 肝疾患
  • CKD(慢性腎臓病)
  • 肥満度/メタボリックシンドローム
  • 循環器疾患
  • COPD(慢性閉塞性肺疾患)

これらの項目をチェックすることで、罹りやすい生活習慣病の傾向がわかり、その予防にも役立てることができます。
では、この生活習慣病には、どんな種類のものがあるのでしょう。

生活習慣病はどんな病気?

生活習慣病は、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」のことを指します。

生活習慣病の病気の進行

生活習慣病に含まれる、がん、循環器疾患、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など、医療費の3割、死亡者数では約6割を占めており、急速に進む高齢化や食生活の変化なども影響しているといわれています。これら生活習慣を改善することは、身体の健康を守るためにも大変重要になっているのです。

生活習慣病予防は日々の生活から

日本生活習慣病予防協会が推奨しているスローガンに『一無、二少、三多で生活習慣病を予防』とあります。聞きなれない言葉ですので、ご紹介させていただきます。

一無(いちむ)とは、「無煙・禁煙の勧めです」

「タバコの三悪」とは、たばこによってからだに運び込まれるニコチン、タール、一酸化炭素です。これらをからだに取り込むことは「百害あって一利なし」と言われています。
無煙・禁煙の勧め
愛煙家の方には耳の痛い話ですが、日本のようにたばこのパッケージやコマーシャルがおしゃれな国は、世界的にも数少なくなっているようです。
禁煙しようと思ってもなかなか難しい方は、当クリニックでは禁煙外来も行っておりますので、是非ご相談ください。

二少(にしょう)とは、「少食・少酒の勧め」です。

少食:昔から「腹八分目に医者いらず」と言われるように、暴飲暴食を控えることは、身体機能を健康な状態に維持していく上で大変重要と言われています。

栄養士が栄養指導を行っています

お食事のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、当クリニックの管理栄養士が栄養指導を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

少酒:「百薬の長とはいへど、万の病は酒よりおこれ」という言葉もあるとおり、様々な生活習慣病がアルコールと密接に関わっていて、大酒をすれば多くの疾患が誘発される可能性が高まると言われています。

アルコール20gの目安量

できるだけ控えるようにして、飲む場合でも一日の摂取量は日本酒で一合程度まで(アルコール量:約20g)までにしましょう。

三多(さんた)とは、「多動・多休・多接の勧め」

  • 多動:体を多く動かし
  • 多休:しっかり休養をとる
  • 多接:多くの人、事、物に接する生活

三多(さんた)とは、「多動・多休・多接の勧め」

という意味で、メリハリのある生活は健康長寿には欠かせない要素と言われています。

(一般社団法人 日本生活習慣病予防協会HPより参考および引用)

健康診断を生活習慣病予防にお役立てください

健康診断を生活習慣病予防にお役立てください

ぜひ、健康診断を受けて現在のお身体の状態を把握して、生活習慣病の予防・改善に向けてできることからはじめてみませんか?
私も一歩踏み出して、頑張ってみます!
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