草花クリニック あきる野市 内科 訪問診療 訪問リハビリ

ホーム > お知らせ > 食べすぎた!飲みすぎた! そんなときのリセット食事方法♪

食べすぎた!飲みすぎた! そんなときのリセット食事方法♪

ブログ2018.12.06

食べ過ぎ飲みすぎに効くリセット食事方法♪

今年も気づけば・・・もう年末!
みなさん、クリスマスや忘年会など、食事をするイベントが多くなってくる時期でもありますね。

美味しいものが目の前にあると、ついつい手が伸びて、『食べ過ぎた~!』『飲み過ぎた~!』と後悔することも・・・

食べ過ぎへの後悔

後悔した次の日には、『食事しない』『サラダだけで済ませる』など、自己流のリセット方法をしている方も少なくないのではないでしょうか?
そんなときのリセット食事方法を草花クリニック管理栄養士がアドバイス致します!

食べ過ぎた次の日は食べないのが正解?

いいえ!違います!
一番してはいけないこと、それが『食べ過ぎた次の日に食事をしないこと』です。

『胃の調子もあんまりよくないし、食欲もないから食べないでいいでしょ。』と 食べないことを選ぶ方も多いのではないでしょうか?

ですが、体の細胞はペット(犬や猫など)と一緒で、エサ(食事)をコンスタントにあげないと、信頼関係がなくなってしまうのです。

信頼関係のなくなった体の細胞は、エサ(食事)をいつもらえるのかわからなくなってしまうため、いつ燃焼していいのかもわからなくなってしまいます。
つまり、食べた糖分や油が、体の中に溜まってしまい燃焼しにくい身体=太りやすい身体になってしまうのです。
なので、食べすぎや飲みすぎの次の日でも、朝ごはんから3食食べることがリセットへの近道になります。

食事を抜くと燃焼しにくい体に

なら、『サラダだけで済ませる』のが正解かな?

いいえ!それも違います!

確かに、3食食事しましょうと言いましたが、『サラダだけで済ませる』のは、また違います

確かに野菜は多めに食べることが大切です。 どこかのテレビCMでもあったように、美味しい食事は、糖分と油でできているのは確かで、食物繊維が不足しがちになります。
必ず毎食、生野菜なら両手1杯、茹で野菜・蒸し野菜なら片手1杯を目安に食べるようにしましょう

サラダだけの食事

ですが、野菜だけ食べても体温が上がりづらいのです。
体温を上げることは身体に溜まるものを代謝しやすくするのには必要です。 体温を上げる食品は魚・肉などのタンパク質とごはんやパンなどの炭水化物です。

タンパク質

その2つがないと体温は上がりにくく、燃焼しにくくなってしまいます。
例えば、暑い時期は何もしなくても汗をかきますが、寒い時期は動いても汗をかきにくいと思います。
それと同じで、体温が上がることによって、食べすぎ・飲みすぎしたとしても代謝しやすくなるのです。

結論!リセット食事方法は?

やはり、なんといっても、バランスのよい食事です。

バランスの良い食事

バランスのよい食事って言っても・・・と思う方も多いと思います。
まずは、野菜をしっかり!
一番おすすめするのは、ゴボウやこんにゃく、キノコなどの食物繊維多めな野菜を食べること
また、肉よりも魚。魚でもなるべく青魚(サバ・イワシ・サンマなど)を食べるようにしましょう
それに、いつもの量より2/3量のごはんを食べます。

そんなの用意できないよ・・・という方!
ごはんと具沢山味噌汁(豚汁やけんちん汁など)だけでも大丈夫です。

具だくさん味噌汁とごはん

ごはんを2/3量にして、少しのお肉とたくさんの野菜を食べることでリセットへの近道になります。
また、サバの水煮缶などもおすすめです。

鯖の水煮缶

玉葱スライスにサバの水煮缶をのせ、鰹節としょうゆで食べるととてもおいしいですよ。

リセットには暴飲暴食後の2日間が必要!!

飲みすぎの場合、お酒の代謝には約2日間かかると言われています。
飲み過ぎた次の日とその次の日の2日間連続でお酒を飲まないことで、
肝心要の肝臓をお休みする時間を設けるようにしましょう。

休肝日

また、水分を多く飲みましょう
1日2リットルを目安に水分補給しましょう。
なるべく、緑茶やコーヒー、紅茶ではなく、水や麦茶、ほうじ茶などのカフェインの少ない水分がおすすめです。

水 麦茶 ほうじ茶

カフェインを含んでいると、尿を出す作用が強いため、せっかく飲んだ水分も身体の外に出されてしまう可能性があります。

いつもより食べすぎ、飲みすぎたときにはぜひ、その後の2日間の食生活をしっかりと管理して、自分の身体を大切にしてあげましょう。